んー。何にしようかな。ショートケーキ2つとモンブラン、あとは安いシュークリーム2つでいいや。
「ありがとうございますー」
「わーい、お姉ちゃん、いちごのケーキー。ケーキー」
「差し入れなんて気が効くわね」
この前のオメガの戦いで助けてもらいましたので。じゃ人数分ケーキ買っといたので皆で分けて下さい。私、仕事が残ってるので帰りますね。でわー。
「ばいばーい」
「。。でだ。大切な話を聞かせてもらおう。ショートケーキ2つはわかる。このお子様二人の分だろう。しかし残りモンブラン1つシュークリーム2つというのはどういう分配なのだ」
「ルーサー、私がモンブランだよ。だから残りシュークリーム2つをルーサーとゲッテムで分けなさい」
「おい、俺は洋菓子なんていらねーよ。俺の分はてめーらで食え」
「わーい、ショートケーキとシュークリームー」
「・・・お前たち二人でショートケーキ2つとシュークリームも2つ持っていこうとするな。私の分が無くなるだろう」
「えー、でも僕たちの分のシュークリームも仲良く2つ必要だよー?」
「しかしそのシュークリームのうちの1つは私のものだ」
「シュークリームを食べたルーサーを食べればいいの?」
「たかがシュークリームで喧嘩なんかしないの」
「でもでも、僕たちが食べないとシュークリーム1つ余っちゃうよー? それはそれで喧嘩になるよー?」
「面倒くさいわね。。。ゲッテム、あなた食べなさい」
「うるせーよ、いらねーっていったらいらねーんだよ。ガキの分が1つ足りねーなら、一人に戻ればいいだろうが。俺は正月の餅のあまり食うんだよ、じゃあな!」
「・・・なんか断るにしても不自然だったな?」
「まさかゲッテム、甘い物嫌いなんじゃ・・?」