「ロッティさん、ホワイトデーってあるじゃないですか」
ありますね?。
「あれってバレンタインのお返しとされていますけど、バレンタインってお菓子メーカーの営業戦略だってよく言われるじゃないですか」
まあそういう人も多いですね。
「それが事実だとしたら、なんでホワイトデーの定義をバレンタインのお返しにしちゃったんでしょうね?」
は?
「だってそうじゃないですか。バレンタインのお返しってことはバレンタイン自体より売上が少なくなる可能性の方が大きいと思うんですよ」
まあそうですね、バレンタイン貰ってないのにお返しするのって変ですもんね。
「自分、思うんです。バレンタインが女性から男性への告白だというならホワイトデーはそのお返しではなく、男性から女性への告白にすればよかったと思うです。お返しがないとすっきりしないというならそれを含めたプレゼントと考えれば良い。そうすればホワイトデーはバレンタイン以上の売上になったかもしれなかったんですよ」
まあそうかもしれませんね。で? ルベルト君は何を望んでそういう考えになったんですか? ルベルト君的にはお菓子メーカーの売上とかどうでもいい話ですよね?
「え、そりゃ、バレンタインのお返しだとプレゼントできないので、男性から女性への告白だったらプレゼントできたのにって。。」
ルベルト君、肝心なことを。ホワイトデーの定義が変わってルベルト君からプレゼント出来るようになったとしても、めぐさん受け取ってくれないと思いますよ?
「うぐ。。」
それに、私へのお返しは用意してますか? バレンタインのチョコ渡してますよ?
「え?」