「コオリ。。こんな子いたっけ」
ヒツギちゃん、ロウアベーユだよ。ジャスパーと良い関係の盗賊画家の。
「盗賊画家って変な言葉だけど、あの子ね。やっぱりアベーユって画家だったのね。ジャスパーと恋人だったの?」
恋人っていうか運命分岐前はアベーユの片思いだったみたいだね、ジャスパー、アベーユの恋心に気がついてるっぽいけど。
「気がついてるっていうか、気がついてなかったら、ジャスパーってライトノベルな鈍感主人公でしょ。ユリーとラナもそうかな」
ラナは妹属性ついてるから、ユリーの鈍感さは仕方がないよー。どんだけアプローチしても妹属性がついてるキャラは、その兄属性のキャラと仲がいい以上の関係になれない、倫理的に。
「そうなのかなぁ。。で、アベーユ、ロウにしちゃったんだ?」
うん。運命分岐前は人生苦労してジャスパーに想いを寄せた結果カオスになってたんだけど、ここでカオスのままだとジャスパーと関係成立するだけで、あまり面白くないかなーって、ロウになってもらいました。
「アベーユの人生もおかしな方向に狂わせるのね。。」
でもジャスパーの立ち位置からいって、ローザリンデといい関係になってもらうから、簡単にひっつかれてもね。。
「なってもらうって確定なの!? たしかに盗賊のボスと皇女って関係ありがちだけど」
アベーユにはジャスパーとローザリンデがうだうだやってる間、色々おもしろおかしく頑張ってもらわないとね。ローザリンデは皇女をやめる所まで私のイドラストーリーは確定だよ。
「ローザリンデにも変な人生背負わせるつもりなのね。。ひょっとしてアベールのこのおっきなお胸とドレスのスリットってジャスパーへのアピールなの?」
そうでしょ?