「めぐ、メニューきまった?」
むー。残念なお知らせです。
「何よ、残念って。メニューが決められないっていうの?」
いえ。もう1歩突っ込んだ残念です。ゼノさんにメニューを直接聞いたんですが、エコさんの料理は食べたくないと。。
「え。私の料理は食べたくないって。。うそ、本当にゼノがそんなこと言ったの!?」
はい。
「嘘よ、ゼノは私にそんな事言うわけがないわ」
エコさん本人にはきっとゼノさんは言わないでしょう。私に言った答えであって、口止めはされましたけど、質問の流れ的に、エコさんに伝わらなきゃいいレベルでしか考えてなかったんだと思います。
「ゼノが口止めしてるのにしゃべっちゃ駄目でしょう!」
そういわれても、言わなかったら、それを知らずにエコさん料理作ったら、その時点でアウトになりませんか?。
「う、、そ、そうね。。」
ぶっちゃけ、エコさんが悪いんですよ、どんな料理をどれだけ作れば、好きな人から、エコさんの料理は嫌い、って言われることになるんですか。1回だけじゃないですよね?。
「今まで何度か料理出してるわよ。。お菓子もね。美味しいって言ってくれてたけど、でも。。。今思い返すと引きつった顔してたかも。。」
どうします? 3度目の正直的に汚名挽回めざして頑張ってみますか?。それともエコさんが料理するのは諦めて、具材ギャザでとってきて、喫茶フランカで料理作ってもらいますか?
「ね、ねぇ。めぐって料理出来たわよね?」
出来ますけど、私がエコさんのゴースト料理人するんですか?
「ううん、私が作った料理の何が悪いのか教えて貰えないかな」
それは勘弁してください。ゼノさんが全否定していることを軽視していませんか?。それは料理の根本から駄目なんだと思いますよ。細かい味付けなんかじゃなく、例えば、味見してないとか、調味料の分量適当でかつ味が想像できていないとか、あとありがちですけど、不慣れの料理なのに、自分のオリジナル性を出しちゃったりとか。
「調味料の分量適当って駄目なの? 適当に作ってる人いるわよね」
いますけど駄目です。料理に慣れてるとか、味の想像が出来る人ならそれでもいいですけど、料理に不慣れとか、味の想像が出来ない人には、残念な結果になる方が多いです。そして彼らの多くは味見しません。それがトドメになってます。
「そ、それじゃ味見と調味料の分量をレシピどおりに出来ればそれ良いの?」
それが出来ていれば、見た目はともかく、味は食べられる、と評価になるでしょう。
「わかった、とにかく頑張ってみる。私がご馳走したいの」
「ね、レシピについて聞きたいんだけど、胡椒少々とか書いてあるじゃない?」
ありますね。
「その場合はどうすればいいの? 少々って何グラム?」
逆に今までどれくらい入れてたのか気になりますが。
「ううん、よくわかんないから見ないようになっちゃったの」
さいですか。言葉的には少々って親指と人差指で掴んだ時の量って定時されていますね。ひとつかみは親指・人差し指・中指でつかだ量、らしいです。
「へぇ。。そんなもんなんだ。。あれ、じゃ手の大きさによっても違ったりするの?男の人の手と女の子の手じゃサイズ違うわよね」
厳格には違うんでしょうけど、大した問題にならないでしょう。
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