あれ? 先生、背中にもってるのって銃剣ですよね? ひょっとしてラスターはじめたんですか?
「ええ。ようやくラスターLv66になるのでそろそろコフィーさんのラスター適正試験3をクリアしようと、先程龍祭壇のタイムアタック・スーパーハードいってきました」
さすが先生、新しい職業でも見事な攻略のようですね!
「んー。でもさすがに慣れていないからか、侵食クォーツドラゴンに苦戦しましたよ」
でも慣れるまでの時間の問題でしょう! 先生なら楽勝だと思いますよ!
「だったらいいのですが、結構きついですよ」
「キョウくん、渋い顔してどうしたの?」
「ストラトスか。。いや。。やはり間違いない。さきほどビアから重要なデータを送ってもらった。それに信じられない記録があったのだ」
「ビアさんって誰だっけ?」
「誰でもいい!」
「誰でもいいの? 。。で、何があったの?」
「あの掃除バカだ。あいつ最近ラスターをしているだろう?」
「みたいだねぇ。めぐさん、本当にもうヒーローしてくれないのかなぁ」
「ヒーローなんかどうでもいい!」
「ひどいよ、キョウくん。。」
「見ろ、あの掃除バカ、ラスターのスキルポイント、割り振るの忘れてやがる」
「え? 1ポイントも?」
「1ポイントもだろ。ラスターのレベルは66らしいが、ラスターの残りスキルポイントは76ポイントになってるぞ。ビアいわく、ラスターのポイント割り振りを見たことはないらしい。テクターのスキルは色々悩んでいるみたいだが」
「え、それってどんな意味があるの? 何かあとからスペシャルポイントでも貰えるの?」
「意味なんかあるか、あいつのことだ、ただ忘れてるだけだろう」
「えー。。ガーディアンなのに、そんな新人でもしないようなミスするかなぁ。。」
「あの掃除バカならするだろ。自分のミスを棚に上げて、ラスター難しいとか考えてるんじゃないか?」
「そんなことはないと思うんだけど。。でも本当なら教えてあげた方が良いんじゃない?」
「知るか、面倒だ」