相談事その5 テザリングについて

こんにちは。

テザリングについて話たいと思います。最初にどうでもいいことですが「テ(te)」です。tetheringです。「デ(de)」ではないので間違わないよう注意しましょう。私もこの言葉がどういうことを指しているのか理解出来るまで「デ(de)」と間違えていましたし、未だに入力にノリがいい時なんかに「デザリング」と入力していたりします。もしそんな箇所を見かけたらこっそり教えて下さい。

テザリングというのは、簡単にいうと、複数の端末において、通信能力をもつ端末に、通信能力のない端末が接続して、通信能力を使用して通信する、というような、おんぶシステムです。おんぶといっても回線だけであり背負われている端末は元気にフル可動出来るんですけども。

具体的な用途としては、スマホ(携帯)とタブレット、あるいはスマホとノートパソコンの2台使いが多いんじゃないでしょうか。スマホとゲーム機(3DSやスイッチなんか)もありうるでしょうね。モバイル(wifi)テザリングだけではなく、USBテザリングやブルートゥーステザリングも存在しています。

テザリングのメリットは、通信機能のないマシンでも普通に通信ができる、という点。悪い点は、おんぶ先の回線能力と端末の電源を使うということでしょうか(デメリットというか当然の話なんですけど自覚しとかないと忘れるというか)。おんぶ先の回線の多くはモバイル回線です。通信量や速度に余裕がない人も少なくないでしょう。しかしおんぶされる側の端末が通信できないと不便、追加で通信契約するのも微妙、それを解消する、というものなのです。まああくまで暫定であり用途が違うというのを忘れて通信しちゃっておんぶ元の回線が悲鳴をあげるなんて珍しくないのですが(特にスマホとPCの記事的データ的な違いからデータ転送量が違うとか)。

テザリングの多くはwifiで接続します。なのでおんぶされる端末は普段のwifi接続と同じカタチで接続します。おんぶする側は「私がおんぶしますよー」という準備をする必要があります。「テザリングでwifiのアクセスポイントにする」等の設定をします。それによりおんぶする端末にwifi接続用のSSIDとパスワードが表示されるので、それを、おんぶされる側のwifi設定に入力するという形になります。

USBテザリングは普段使ってないので説明略しますが、ブルートゥーステザリングについて説明しておきます。テザリングにおいてwifiではなくブルートゥースで接続します。wifiとブルートゥースは無線ですが通信的に違うのでその違いによるメリット・デメリットが出てきます。私の環境のようにテザリングの通信速度はそれほどいらないけど(おんぶ元の通信回線が低速主体なので)、電池消耗は少ない方がありがたい、という人はブルートゥースの方が適している場合もあるでしょう。おんぶする側は「ブルートゥースでテザリングする」という設定を選び、おんぶされる側はペアリングでおんぶする端末を指定し「使用目的にインターネットアクセス」等指定しましょう。


なお。テザリングには特筆すべき問題点があります。おんぶする端末がdocomo端末であり、そして契約変更してMVNO回線にうつっているような限られた状態において発生する場合があります。docomo端末はテザリングを実行すると【docomoの通信用のアクセスポイントに接続しようとする】という仕様があるようです。MVNOに契約変更してdocomoユーザーじゃなくなっても、それを実施している機種が多数存在しているようです。接続しようとしますが、docomoユーザーではないので「おいおい、お前さん、うちのお客じゃないだろ?ネット接続できないよ?」とはじかれます。つまりテザリング出来ないとなります。

今の機種だと仕様変更されているんじゃないかなーと思いますが(聞いた話どおりならどう考えてもdocomoの仕様バグなので)docomo端末でもMVNOに変えてもテザリング出来る機種もあります。またシムフリーモデルなら複数のキャリアで使う事が考慮されているわけでdocomoから買っていてもそんな困った動作をする機種もないのではないでしょうか。でもテザリングするつもりならMVNOに契約変更する前に検索かけて「自分の端末はMVNOでもテザリング出来る」という情報を得ておいた方がいいと思います。


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