[PSO2] いつもの日常 その5

というわけでシーナさん、私とパーティ組みましょう。あ、私はゼノともパーティ組んでるけど、シーナさんは私とだけ組みましょう。

「えっと。。どうしたんですか、ゼノさん情報によると、私が近寄るとエコさんが落ち着かないって聞いてるんですが。。」

そうね、簡単に言うなら戦力増強よ。私のフォースハンターの力を活かす為に、テクターの補助がつけば鬼に金棒になると思うのよ。

「。。えっと、エコさんだったらめぐさんと仲がいいんじゃないですか?」

よくなんかないわよ! めぐね、この前私が前衛で戦って敵にやられてるのを、だまって見てたのよ! 補助どころか回復もしないし、敵に攻撃もしなかったの。一対何の為に戦場に向かってるのかしら。私の力におんぶにだっこされてたの。あげくのはてにはテクターじゃ攻撃力足りないって言ってるらしいじゃない、ヒーローになって、なんちゃって勇者やってるみたいなの。あんなのテクターの風上にも置けないわ!

「はぁ。。」

でね、テクターって戦闘に独特なセンスが必要らしいわね。攻撃と回復、同時に成り立たせるのはフォースでも難しいわね。で、だったら強力なテクターをと、テクター業界最強のテオドールに声かけようかと思ったんだけど、あの人、あなたより色ボケしてるらしいじゃない。

「。。私より色ボケですか。。」

なんかむかつきそうなので仕方がなく、あなたに声をかけたのよ。

「お話はわかりましたが。。実は私もエコさんの噂を、具体的にはめぐさんから聞いているんですが、エコさんってへっぽこらしいというのは本当ですか?」

何言うのよ! めぐの言う事なんか聞いちゃ駄目よ!

「えっと、めぐさんも言っていますがテクターの攻撃力不足は大きな弱点です。テオドールさんが最強のテクターと呼ばれていますが、あれはあくまでテクターの範疇であり、前衛として考えると、ずばぬけて強いという訳ではありません。そんなテクターのパートナーとなるべき人間は、テクターの攻撃力が足りない事も気にする必要がないほどの力強き前衛、具体的にはゲッテム様のような人間が望ましいと思うのです」

あんたも色ボケしてるんじゃない!? その言い方、私のフォースハンターにケチつけたいみたいね!? 何が悪いっていうのよ!

「。。。とりあえず、もうエコさんも理解していただけていると思いますが、私とは仲よくなれない、という事でよろしいでしょうか?」

そうね、別の強いテクターか、強い前衛に声かけるわ! 私を優しく守ってくれそうな人にね!

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「エコさんってゼノさんのパートナーじゃないんですか?」

そうよ、でも、めぐとかあんたもかしら、私の力量を軽視しているようだから、ゼノの力じゃなくても私は強いと見せつけたいのよ!