「・・・コオリさん? ちょっとお尋ねしてよろしいかしら?」
ヒツギちゃん、どうしたの、その口調。なに?
「誰、この綺麗な人?」
右の子だよね?
「左もボーイッシュでかわいいけど、かわいいだよね。右の子、だれ?」
サーシャだよ。カオスサーシャ。
「サーシャ。。ってステラのお手伝いさんか」
お手伝い? まあ、似たようなものか。そうそう。ステラの人見知りを治そうと、自分との距離を離すべくカオスになったんだって。
「へぇ。。すごい設定だねぇ。。」
すごいのは設定だけじゃなくて、クールビューティーな盾役ってことかな。こんな綺麗な子、盾役に出来る男性って、どんな人なんだろうね、きっと変な性癖もってるよ。
「ステラの盾役じゃないの?」
これ、ステラより美人さんだよね。ってことはステラからパワハラ受けてるかもね。あれ、にもかかわらず職務を辞めずにステラにくっついてるってことは、サーシャさんひょっとしてそういう性癖な人? うわー、うわー。
「ステラとサーシャって純粋に仲いいでしょ。コオリの中のイドラってどんな世界になってるのよ」
それはそれは面白い世界になっちゃってます。
「ちなみに左の子は。。ラナかな」
うん、俺は海賊になる、って海賊志望になっちゃった。ユリーという至宝を狙ってるみたいよ。
「その説明、コオリの脚本どれくらい入ってる?」
たぶん入ってないよー。