むぅ。。。どういうことなんだ。。
「きょうちゃんが悩んでる。相談したいことがあるなら幼馴染の私に言って?」
うるさい。
わからん。。
おい、ストラトス。お前の考えを聞きたい。
「何?」
あの。。なんだ、あの掃除馬鹿についてだ。
「掃除馬鹿? 誰のこと?」
ファントムを掃除技能と信じて疑わないふざけた馬鹿だ。
「ああ、めぐさんね。確かに少し変わってるけど、話しやすいでしょ」
変わってるというかおかしいだろ。
「何かあったの?」
これを見てみろ。ちょっとしたツテで手に入れたものだ。
「。。。何これ? なんか見覚えあるような。。あ、パートナーシステムの画面だね。私とも仲良くて、きょうちゃんだけ仲よくないね。これ誰の?」
掃除馬鹿だ。
「え? きょうちゃん、めぐさんに何かしたの?」
何故そうなる。俺はファントムを奴に親切丁寧に教えてやった!呼ばれたら文句もあまり言わずに戦いに行っている! そりゃいつも一緒にいるなんてことはないが、それほど仲が悪いなんてない!。
「でも仲よくない評価でしょ。。めぐさんが馴れ馴れしい事はあっても、仲が悪いなんて信じられないんだけど」
だからわからないと言っている。
「んー。私はともかく、他のメンバーに共通する事とかないような。。本人に聞いてみたら?」
ばか、こんなデータもって、俺と仲悪いのか?なんて聞けるわけないだろ!?。
「きょうちゃん、そもそもなんでこんなデータもってるの? さすがに幼馴染の私でも引く案件じゃないかと思うんだけど」
もっと仲良くしろって言ったのお前だろうが! 現状、掃除馬鹿はどう考えているのか苦労して手に入れたんだ!
「いや確かに言ったけど、一歩間違えればストーカーだよ?」
俺にそんな気はない!
「んー。。ともかく、きょうちゃんは頑張ってるつもりなんだろうけど、めぐさんからみて、まだまだなんだよ。めぐさんからの声かけに、友達としてもう少し頑張ってみようよ」
むー。。。
なぁ。もう何度も言っているけど、本当に友達にならなきゃ駄目なのか?
「駄目だよ♪」