じー。
「お、おう、めぐか。あっちの世界のお嬢さんかと思った」
ゼノさんに通達です。今年は雪合戦しませんよ?
「え!? 本当か!? それは良かった!!」
ですので、エコさんと鍋つつきに来てください。
「う!? いや、まて、めぐがバカ騒ぎしなくても、この時期さわぐバカが出てくるんでな!? 俺がここにいる間は見守らないとな!?」
そうですか、じゃ来なかったら去年と同様、私も雪合戦で騒ぎますよ。
「おい、何故そうなる」
馬鹿騒ぎする人間が出ないか見守ってくれてる人いるんですから、騒がないと失礼でしょう?
「おいばか、やめろ、お前な、去年、シャオから俺も怒られたんだぞ!?」
そうなんですか? そりゃゼノさんも雪合戦参加しましたしね? 私、自ら雪玉に隠れたとはいえ、雪転がしされるとは思いもしませんでしたよ」
「そういう意味じゃねーよ、お前の先輩としてバカな騒ぎとめられなかったのかだよ!」
去年のことなんかもう忘れました。去年以上に頑張る事をお約束します。
「おい、言ってる事めちゃくちゃだな!?」
だったら鍋つつきに来て下さい。こっちはこっちで、エコさんにぐちぐち言われてるんですから。私はエコさんの後輩でもあるんですからね、よく考えて下さい。言っておきますけど、エルゼリオンの尻尾っていう変な食材使いますけど、エコさんは料理に手出してませんからね? 料理は私とセラフィさんが担当してます。もう既に当初の受付嬢へのご馳走は終了しています。
「それ、先に言えよ! エコが料理しないなら食いに行くよ!」
早く来て下さい、エコさんが気を使って、料理手伝おうかなんて言い出してるんで。
「おおい! 話違うだろ!?」
わかってますよ、エコさんが暴れる前に、来て下さい。
「お、おう。。食いに行けばいいだけだな? 本当にエコは料理してないんだな!?」
はい。私とセラフィさんのお手製ですよ。
エコさんの料理、それほど悪くはなくなってますよ? 今回は手出させていませんが、エコさんの手料理も食べてあげてくださいよ。
「そうはいわれてもな、長年の恐怖というか。。」