[PSO2] レンタヒーロー志願の女性のとある一日その263

「こんにちは、めぐさん。あ、また挨拶しちゃった」

そういうところ本物マトイさんの真似しなくていいと思いますけど、こんにちは、偽物マトイさん。

「えへへ、なんか挨拶するのが癖になっちゃってるっぽいの」

それが普通です。本物マトイさんにも学ばせるべきだと思います。

「そうかな。ね、めぐさん? 最近、オメガの方の戦いってどうなってるの?」

ぼちぼちですよ。

「ふ-ん、ぼちぼちかぁ。。なんかね、嫌な予感がするんだ。大丈夫かな?」

さあ、おバカな4人組が手助けしてくれて、オメガも問題なく終わる予定です。

「予定なの!? めぐさんの頭の中で予定ってどうなってるの?。ともかく気をつけてね?」

わかってますよ。

「本物マトイちゃんがね、なんかものすっごく悲しんでいるイメージが伝わってくるんだ」

本物マトイさんが悲しんでるイメージが伝わってくるなんて、私の頭の中以上に、奇妙な頭してますな。

「私もこんなこと初めてで、よくわからないんだよ。なんかね、本物マトイちゃん、今回も大した出番ないーって悲しんでるの。前回は出番がなかった、今回は出番をとられる、って悲しんでいるみたいなの」

わけわかりません。今回ってオメガの戦いのことですかね? 前回って地球の話だとすれば出番なかったってのは確かにその通りかもしれません。地球の話はヒツギさんが中心になって話進んでましたからね。

「やっぱり本物マトイちゃん、地球では大した出番がなかったんだね。。じゃオメガの戦いってどうなるの?」

さあ、出番取られる・・か。。本来マトイさんに話がいくのが自然な流れだったのに、別の人がその役目をかっさらうって事ですかね。

「本物マトイちゃんの役目とれる人間なんて少ないと思うんだけど」

んー。例えばアルマさんとか。力量十分、それに前、本物マトイさん、アルマさんに仕事とられてますし。

「アルマさんかぁ。。。めぐさん、私、本物マトイちゃんのこと心配で、でも私達、もうハロウインも終了して帰りの準備してて、見守ることも出来ないの。めぐさん、かわりに見守っていてあげてくれないかな」

んー。危なくなったならいくらでもお助けしますよ。でも出番がないってのは私じゃどうしようもないので。。

「そうだよね、本人の努力でしかないし、本人に頑張ってもらうしかないんだけど、でも私は本物マトイちゃんのこと、応援してるんだよ。本物マトイちゃんに困ったことが起きたら少しだけ気を使ってあげてくれないかな?」

へいへい、

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【レンタヒーロー MD版】


「そういえば、偽物マトイさん、本物マトイさんが昔こんな、出番に関係するミスしてたよー。本物マトイさん。素晴らしすぎるー」

「え、偽物シエラさん、ミスってどんなのですか?」


2017年1月25日 『ストーリークエストEP4 孤独の終わり』 戦闘報告

「私の!出番!」

「ちょ、マトイさん! 言ったじゃないですか、マトイさんの登場シーン、注目を集めて『待ち』入れないと、唐突すぎるって。。」

「シエラさん、そんなこと言われてもダークファルスが待ってくれなさそうで・・」

「でもマトイさん突然走り込んできて、他の皆さん呆然としてるじゃないですか。その為に扉の外で待ってたんでしょう?」

「・・ごめんなさい・・」


「これは。。」

「本物マトイさん、いかしますー。みんな、本物マトイさんが近寄ってる所に気が付いてないー。」

そんなことありましたね、あの時、突然の乱入に私も呆然としかけて、本物マトイさんの動きについていけてなかったらどうなっていたことか。。偽物マトイさんは良い気しないでしょうけど、本物マトイさんは近くで待ってたんだったらボス戦一緒に戦えよと思いました。