お待たせしました、パーティメーカーの設置方法わかりましたよ。クイックメニューから設置ってするだけでOKのようです。消費アイテムとか特に必要なものもはないようですよ。
「思ったより簡単そうですね」
ええ、普通の人には簡単ですけども。
「。。にもかかわらず設置者がそれほど多くないってのは、やっぱり仲間なんていらないって人ばかりってことでしょうか。。」
多分違いますよ、仲間、いえ、もっと具体的に、フレンドは欲しいけど声をかけられない、度合いは違えどあなたと同じなんでしょう。設置者に 対して参加者の方がずっと多いのがその証明でしょう。設置者と参加者は厳格には対等ではありません。設置者が声をかけ、参加者がそれを受けるという、あくまで設置者の方が行動的である必要があるのです。
「・・・確かに、緊急クエストみてると、すぐに参加者で埋まってますね」
緊急クエストでパーティメーカーの参加状況見てるのってイオさんくらいじゃないかと思いますけども。とにかく、再三言ってますが、フレンド作りたければ、自ら声をかけることが重要なのです。
「。。わかってますよぉ。。でも声かけられないんです。。」
相手も実はそれを望んでいるって思えば、声かけやすくなりませんか？。私みたいに、興味のない人に声かけて商売成立させるってわけじゃないんですし。
「。。そうですね、めぐさんの仕事みてると、私なんかじゃ絶対に出来ないと思います」
別に営業しろって話じゃありませんよ。イオさん、あなたがするのはただパーティを作る、それだけです。
「、、なんでフレンド作りってこんなに難しいんでしょうかねぇ。。」
思うに、フレンドを作ること自体はそれほどは難しい訳ではなく、今までの経験上、フレンドを作るという経験が少ないことで、どうすればいいのかわからないだけだと思うのです。度胸の話かもしれません。
「・・そうかもしれませんね。。」
声掛けという一歩を踏み出す。実際厄介事が起きるのはフレンド出来てからで、それまでの苦労なんて大したことではない、と私的には思いますよ。
「・・・なんか、もう、フレンド作らないってんじゃ駄目ですか。。」
いつまでもひとりぼっちでよければ。彼氏彼女なんて別世界のお話にしたいんですか？
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。。。えーと、私、ヒツギさんに呼ばれたからここにきたんですけど。。何か間違いだったようですね、失礼しますー。
「ちょっと、めぐさん、待って下さい、あってますよ、ここであってますから！」
え、ちょっと待ってください、なんですか、このメンツは。え？ ヒツギさん、エンガさん、オークゥさん。。？ ただのデートじゃないですよね？ バカップルに妹のおまけつき、それに私ってどういう。。
「バカップルったぁひでえ言い方だな」
「。。。２５６％ありえない」
ホワイトデー以降バカップルの話聞かないなーと思ったら、地球ではどういうことになってるんですか。私は関係ないですよね、うん。そう決めました。でわー。
「まって、めぐさん、レンタヒーローなんですよね、待って下さい！」
物凄く嫌な予感するし、それはあなた達が自ら乗り越えなきゃいけない事だと思うんです！ 自己解決してください！
にげろー。
え、私呼び出すってことはバカップルと妹の出会いは単なる偶然ってこともないだろうし、何、あのバカップルって家族公認になってるってこと？
