[PSO2] レンタヒーロー志願の女性のとある一日その265

「めぐさん、こんにちは」

こんにちはです。

「めぐさんって、主副ともにレベル85、現行の最高レベルだそうですね?」

一応そういうことになっていますけど?。

「それじゃ普段のクエストなんか退屈でしょう?」

いやそうでもないですよ、私テクターですので戦闘力はへっぽこですし、ぼっちなのでテクターの強み出にくいですし。

「またまたぁ、そんな事言いつつ、私よりはずっと強いでしょ?」

いやアークスの受付嬢に負けちゃうってことは多分ないと思いますけども。

「さすがです。だったらこれ。新説された森林探索のエキストラハード、行ってみましょうよ、敵のレベル80、興奮する強さらしいですよ」

えー?なんかやめとけって声が聞こえるんですよ。またの機会にさせてもらえませんか?

「レベル最高の人間が逃げてどうするんですか。ちょっとお試しでいってみましょうよ」

レベル最高って言われても私的にはもっと強くなってからがいいと思うんですよ。私まだファレグさんも倒せないんですよ。あの魔人何かおかしいですよね、テクターで倒せる人間いるんですか。テクター最強の称号をもってるテオドール兄さんに戦術指導して貰いたいくらいですよ。

「はい、関係ない愚痴は別のところで、とりあえず行ってみましょう。森林探索エキストラハード入りましたー。頑張ってきて下さい、拒否は当然、他のクエストも受け付けませんー、レベッカさんにも通達されていますので!」

ええーー。。。通達って何で。。。まあいってきますよ、森林だからいつもの敵でしょうし、ちょっと強いだけですよね?

「ええ、ちょっと強いだけですよ、きっと!」


「先生、森林探索エキストラハードで戦術指導いただけるそうで、お願いします!」

「え、めぐさん、私には異性のフレンドと一緒に散歩に行こうって言ってましたよね?」

散歩ですよ、森林探索の!。私だけじゃ怖いので! ゼノさんやらヒューイさんやらテオドール兄さんが捕まらなかったので、仕方がなくってことはないですよ!? なんか嫌な予感がするので全力で行きますから!

「よろしくお願いします!」

「大丈夫かな。。」


ざ、雑魚が。。私達の攻撃力じゃなかなか死なない。。。集まってくる。。

「せ、先生、これって一体!?」

「めぐさん、こんなの散歩じゃないですよ!?」

敵に回復能力はありません、死ななければいつか倒せます! さきほどからテクターの補助だけじゃなくバウンサーの補助もフルでかけてます! がんばりましょう!

それにしてもこんな時にどこいってるんだー、ヒューイさんはいつもいないけど、ゼノさんのばかー!


『シャオさん、連絡です。めぐさんに森林探索エキスパート、行ってもらいました。同行人はイオさんとルベルトさんのようです』

『うん、アンナさん、ありがとう』

『で、でも大丈夫なんですかね? なんかかなり嫌がってたんですが。。』

『めぐは少しくらい努力しなきゃ駄目なんだよ、アンネさんには約束どおりボーナス出すんで受け取ってね』