[PSO2] レンタヒーロー志願の女性のとある一日その359

「!? おい、めぐ! お前、なんて格好してやがる!」

ウェディングドレスですが何か?

「何かもへったくれもあるか! お前も俺のことからかう気か!?」

私はいつも真面目ですよ。で? エコさんとの結婚はいつですか?

「結婚なんかしねーよ! あれはエコが勝手に言ってるだけだ! お前、知ってるだろうが!」

おや、斬新な照れ隠しですか? それとも結婚を近くにしてマリッジブルーにでもなっちゃいましたか?

「照れ隠しでもないし、マリッジブルーでもない!」

諦め悪いですねぇ。エコさんの何が嫌なんですか? 本人納得出来ていなくても、いつの間にか二人が結婚するって本人の片方が認めている話が広がっているんですから、男として結婚しない訳いかないでしょう?。

「結婚を拒否するのに当事者が納得できていない事の他に何の理由がいるんだ! お前な、本気で言ってるのか? むしろ逆にお前に問うぞ。エコのどこが良いというんだ。日頃からエコをからかってるお前ならわかるだろ。あいつがお前と異性だったら、お前ならあいつを結婚相手に選ぶか!?」

「え? エコさんをからかった記憶はありませんが、私がいじめられてる記憶はありますけど。先輩風すごいですからね。そりゃまあ、エコさんだったら全力でお断りしますよ、土下座されても無理です。ダークファルスやら闇のなんたらを倒してこいって言われて、仕方がなく受けてなんとか倒してきましたけど、エコさんと結婚しろってのは無理ですね」

「お前、随分ひどいこと言ってるじゃねーか。。でもだったらわかるだろ、あいつはただの付き合い長いパートナーだ、結婚相手じゃない」

パートナーなら結婚してもいいじゃないですか。

「言い訳あるか、そういう意味じゃない。エコを結婚相手にするくらいなら他に女性を選ぶ!」

おや、聴き逃がせない危険な発言ですねぇ。。誰ですか?

「だ、誰って、限定した相手なんかいねーよ、でもあいつより魅力的な女性はたくさんいるだろうが!」

私とか?

「お前な。。自分の人生をかけた壮大な漫才なんてしねーよ。。エコは無理だが、お前も当然無理だぞ」

そんな全力でお断りしなくても。まあゼノさんがとちくるって私に告白してきても、私はそんな気ありませんけど。それじゃ気になる女性って誰ですか?

「あ、いや、、そうだな、、冗談ぬきに、アークスの女性、悪くないと思うぞ。あ、エコに比べてって意味だがな。いやエコと比べて同じくらい不適切なヤツもいるけどな、お前とか」

あれ、私ディスられています? 私結構ゼノさんのこと信頼してたんですけど。

「お前は普段からディスられてるから安心しろ」

なら安心です、なんて言うと思いですか?

「ならその格好はなんだ、俺をからかいにきただけだろうが」

え? これはただの営業ですよ。ゼノさんとエコさんの結婚が話題になってるので、明るい話題を盛り上げようという企画が動いているんです。

「お前、その明るい話題は間違いだって、否定してくれよ。。俺が結婚しないことで失敗になるんだし、その企画大惨事になるんじゃないか。。一体誰がそんんな金払ってるんだよ・・」

え? 想像つきませんか? シャオさんですけど。

「ちくしょう。。結婚させる気、満々かよ。。」


あ、ゼノさん、だったら結婚相手にシエラさん選んでみてはいかがですか?

「なんでだよ。。あの人も、エコやお前と同じレベルで不適切な人だと思うぞ?」

面白そうじゃありません?

「当事者になる気なんかない!」

『シエラです。めぐさん、ゼノさんも! 聞いてますよ!?』

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