「こんにちは。・・めぐさん、そのほうきについてるのリボンかと思ってたら、あやしいうさぎみたいな生き物の耳だったんですね」
ファイナさん、こんにちは。え、うさぎ。。? あ、ほんとだ。私も女の子の魔法使いにありがちなリボンだと思ってました。それにかぼちゃに足みたいなの生えてますね。これ、かぼちゃを持つ人形だったんですかね。
「・・・なんか怖っ。イベントで子供を怖がらせるんじゃなくて、普通に怖っ」
たしかにハロウィンにしては微妙な気もしますけど。怖いといえば、このほうき、魔装脚なんですけど、攻撃時に、はくような、シャッシャッって小さな音がするんです。でも魔装脚なんですよ、このほうきをほうきとして殴ってる訳じゃないのに、はく音が聞こえるという。。
「怖い話やめてくださいよ、、あれ?そんなに怖くないかな?」
。。。怖くないですね。取り敢えず、はい、依頼のプチロドスです。
「プチロドスってバルロドスの幼生、子供って話ですよね」
学者さん曰くそういう話ですね。育てた人がいるのかわかりませんけど。
「めぐさん、ひょっとしてアークスがバルロドスに襲われる理由って、プチロドス釣ってくるからってことないですよね?」
。。。え?
「いやあの、バルロドスってなんか不自然にアークス襲ってくるじゃないですか。前々から思ってたんですけど何故襲われるのかなって。実はバルロドスに何か恨まれてるのかなーって思ってたんです。で。このプチロドスってバルロドスの子供って考えると、プチロドス釣っちゃうから、大人まで生き延びたバルロドスがその恨みをはらそうとしているということは。。:
。。考えても見ませんでした。ありうるかもしれません。恨まれてるかもしれませんよ、私やファイナさんは。
「え。。私もですか?」
食べるんでしょ?、プチロドス。
「・・・怖っ。美味しくいただきますけど怖っ」
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恨まれてるなんて、命のやりとりしてるんですから当然でしょう。それが嫌ならギャザでも捕獲なんてしなければいいのです。
「英雄も視点を変えれば惨殺者ということですか。。」
視点を変えても、その意思は変わらず、戦いは避けるべきだと思いますけどね。でもファイナさんは違います。
「・・・え?」
食べるでしょ?。避けられる戦いを避けずに。恨まれてるなんて考えしてたら何も食べれなくなるんですよ。
「あれ、ひょっとして私、めぐさんから説教されてますか?」
いえ、そういう考えすると私も確実にうらまれてると思うので、ファイナさんも一蓮托生にと。