[PSO2] レンタヒーロー志願の女性のとある一日その258

[PSO2] レンタヒーロー志願の女性のとある一日その258

はいはい、ゼノさん、やっちゃいましたね?

「なんだよ、俺、何かしたか?」

エコさんに見られました。

「う。。何かまずいことやったかな。。」

シーナさんの件ですよ。多分エコさんの早とちりだと思うんですけど、抱き合ってたそうで?

「い、いや、俺は。。」

ま、そこも予想できていますので、エコさんには説明しときましたよ。シーナさんがゼノさんの所にいったのは、私に断られたからでしょうし。

「お前の所にも行ったのか」

まあね、シーナさんの気持ちもわかりますんで。でも私じゃ力不足ですし。

「そうか? お前だったらなんだかんだとうまく出来るんじゃねーか?」

出来ると思いますか? 私テクターですよ? 戦闘力を比べると私はゼノさんよりへっぽこなんですけど?。私ひとりならともかく、シーナさんに何かあったらそりゃ大変な事になりませんか?

「まあそうかもしれないな」

で、回答どうしましたか?

「俺は俺で、厄介なのがいるだろ、ひとり」

ああ、エコさんのことですね。

「エコがうるさい状況で、3人パーティってのは精神的に駄目だろ。まず他の人に声かけてみろと取り敢えず保留させてもらった」

それがいいかもしれませんね。。

「どうすればいいんだろうな。。ゲッテムももう少し仲間思いだったら、助けたい人間もいただろうに」

あ、そうだ。どうすればいいんだで思い出しました。ゼノさん、エコさんに、トリックオアトリートと声かけてきて下さい。

「トリックオアトリートってハロウインだよな。何故エコに。。って、最近エコが、今お菓子作ってるのー、って言ってて嫌な気はしてたんだが、お前が絡んでたのか」

絡まされてるんですよ、ゼノさんエコさんの料理嫌いみたいなので、どうゼノさんからエコさんにお菓子もらうように話もっていこうか悩んでたんですが、面倒なので、事情説明してゼノさんにやってもらうことにしました。

「なんだそれ、あのなぁ、お前、俺の立場になってみろよ、あいつの料理をまつそのわずかな時間、断頭台にあがるような気分なんだぞ?」

たぶんそんな難しい料理じゃないっぽいんで大丈夫だと思いますよ。変なオリジナリティや、適当は避けるように指示しましたので。

「本当か? 食ったら死ぬってことないだろうな?」

地球の動画みて勉強してます。闇属性は多分もってないと思います。

「毒じゃんか、それ。勘弁してくれよ。。」

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じゃゼノさん、エコさんのお菓子が嫌なら、トリックオアトリートで、トリックを選ぶのもこの場合はアリだと思います。

「トリックを選ぶってどうなるんだ?」

そりゃもう、イタズラするんですよ。エコさん別の意味で大喜びしそうです。お菓子なんかどうでもよくなるでしょう。

「出来るかー!」